家づくりの記録 コンセプト編

家を建てるにあたって重要視することは何か?

自分にとっては、

  • 広い庭がほしい、植物がそこそこあること
  • 家全体がひとつながりの空間であること
  • 書斎が欲しい

であった。

妻は

  • 土地は町の中心部
  • 水回りは1階
  • 和室がほしい
  • リビングに小上がりがほしい

妻はとても保守的な人物であり、奇抜な提案をあまり好まないのである。

設計士さんのファーストプランはとても素敵なものであったが、700万円ほど予算オーバーだったためほしいものを多少犠牲にする必要があった。

減額ポイント

まず土地。これは分譲地だったので、角土地から少し小さい土地に変更し、約300万円減額した。

次に和室をなしにすること。これは反対する妻とかなり議論となった。妻の意見としては、客間として使う、両親が泊まりに来た際に使うなどであった。

しかし友達が来たらリビングに入れるだろうし、そんなに仲良くない客が来ることもほぼないだろう。コロナウイルスのこのご時世ならなおさらだ。両親が泊まりに来ることなどは多くても年に数回だろうしそのためだけに部屋を用意するかどうか?たまにしか使わない部屋があると夜とかなんとなく怖いし。

両親が泊まるための部屋は2階に個室を一つ確保することを提案した。これは将来の子供部屋としても想定している。それに上記のような説得を行い、最終的に私の強い希望で和室は無くさせていただいた。これによっても300万円ほど減額となった。これで妻に借りができ、キッチンや風呂周辺はなるべく妻の意見を優先させようねということとなった。

当初プランにあったバルコニーは無しに。数年住んでいたアパートにもそこそこ広いバルコニーがあったが、一度も出なかったのでこれはすんなり決定。60万円の減額。

当初はキッチンはパナソニックのLクラス(まあまあ高級)で見積もられていたが、ラクシーナ(中間グレード)に変更。40万円くらい減額。

2階の10㎡を吹き抜けにしたことで、少し減額。

子供は3人欲しいと考えていた。しかし最初から3部屋の個室を作るのはあまり楽しくないと感じていたため、個室は1つだけとし、2部屋分の空間は最初はまったく区切らず、2階の広場のような状態でひとまず完成させることとした。予定通り子供が3人になれば、あとから壁を作ってもらう計画とした。天井補強をしておけば大丈夫らしい。

増額ポイント

こだわりが生じて増額となったポイントがいくつかある。

私は自然素材が好きである。床材は可能な限り無垢材にしたいと考えていた。木目調のシートや人工皮革・フェイクレザー・うな次郎というような類のものがあまり好きではないのだ。多少高級でも宇宙が生み出した本物がいい。これにより2階全体、寝室、書斎の床を無垢材としたことで50万円ほど増額となった。2階は木のにおいがするのでとても気に入っている。

1階は子供が汚すだろうということでウレタンコーティングの挽板床材となった。ウレタンコーティングは木のにおいがしないのが残念だが、牛乳をこぼしても染みこまないので掃除は非常に楽だ。これにしておいてよかったポイントである。

次にタイルデッキ。当初はウッドデッキのプランだったが、おしゃれな白っぽいタイルでリビングとつなげたいというこだわりがあり、60㎝角のタイルを選択。15万円くらい増額。

書いていて思ったが、タイルは人工物か自然物かどっちだろう?陶器のようなものであれば自然素材側でカウントしてよいと考えている。

玄関の外壁を一部SHストーンにした。50万円ほど増額。石も何気に良い。それ以外の外壁は白のダインコンクリートである。

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